那須烏山市の山あげ祭りを見てきました!
こんにちは!宇都宮市のホームページ作成事務所あっとほーむの藤本です。
7月26日(金)に那須烏山市の『山あげ祭り』を見てきました。
昨年は、友人と見に行ったのですが、夜の舞台がとても美しかったので、今年は娘に見せてあげたいと思い、仕事後に娘とキャンピングカーで那須烏山市に向かいました。
残念ながら雨予報
夕方の子供歌舞伎は屋外で見ることが出来たものの、夜の舞台は雷雨予報で、烏章館と言う屋内で上演されました。
残念ながら美しい『山』は見られませんでしたが、本格的な歌舞伎の演技に娘は見入っていました。
キャンピングカーで車中泊
このまま帰っても面白くないのでキャンピングカーで車中泊して翌朝帰ることにしました。
私のキャンピングカーにシャワーは無いし、祭り会場近辺に日帰り湯施設は無いので今夜はボディシートで体を拭いて我慢です。
と言うことで、夕食を現地調達!
夜店で焼きそば、煮イカ、牛串などを買い、酒屋さんで地酒『東力士』を買って、キャンピングカーでさっき見た演目のストーリーを復習しました。
ちなみに、子供歌舞伎は『将門』で大人の方は『戻り橋』でした。
朝起きると珍しい車が!
翌朝起きると、隣に私のキャンピングカーと同じライトエーストラックが停まっていました。
お祭りの関係車のようです。
実は、このトラック、一方開きタイプでかなり珍しいんです。
嬉しくなって思わず写真を撮ってしまいました。
それにしても、この小さなトラックにバカでかいキャビンが載っていると思うと恐ろしいですね・・・(;^ω^)
ちなみに私のキャンピングカーは、ホイルスペーサーが入っていてトレッド幅(簡単に言うとタイヤとタイヤの距離)が広がっていて、タイヤサイズも一回り大きいです。
輪番に入らない町がある!!
那須烏山市は現在、人口が減り続けています。
それに伴い、祭りの担い手も不足していて、市外、県外からのボランティアの力を借りて運営されています。
ほどよく田舎で自然豊か、食べ物も美味しくて、私は大好きな町ですが、そこで生きていくとなると難しさもあるんでしょうね。
山あげ祭は、地元の6町(元田町・金井町・仲町・泉町・鍛冶町・日野町)の輪番制で行われ、各町に若衆団がいます。
担い手の減少と、当番の年以外は補助金がないので、若衆団の活動は非常に厳しく、地域の援助と若衆たちの自費によってかろうじて成り立っているのが現状だそうです。
ちなみに「屋敷町」は城山の麓に広がる武士の町で、山あげ祭りは町民の祭りであるため、祭りには関わらなかったそうで、現在も輪番には入っていません。
それと、昨年、今年と、山あげ祭りを見て、気づいたことがあるのですが、私はてっきりその年の当番町の若衆が舞台設営をはじめ、踊りや歌舞伎の演奏や演技も行うのかと思っていたら、役者さんは昨年と同じでした。
恐らく少なくとも4~5年は同じ役者さんが演技していると思われ、こちらも後継者問題が気になりつつ、本当に良いお祭りなのでずっと続いて欲しいなと願うばかりです。